筑波の道を照らす精霊
炎への信仰から生まれた精霊。かつては提灯で闇を照らし、人々の暮らしを助けていた。
しかし時代が下って明治のころになると瓦斯灯が街を照らすようになり、その役目を終えて山の中でのんびりと暮らしていた。ところが今世、筑波の夜道の暗さに対して逆に驚いたため、思わず山から下りてきてしまった。
自身が何者なのか、自分でもよく分かっていないらしい。そのためか大学では民俗学や人類学の講義に紛れて自らの正体を探りつつ、いつもひっそりと人間たちを見守っている。
誕生日 | 08/14 |
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